中小企業のホームページ作成の為の3つのポイント

1、インターネット広告宣伝について良く考える
『インターネットに広告を出しませんか?』と勧誘の電話やメールで営業をしている業者をよく聞きますが、そんなものは一切必要ない事を最初に申し上げておきます。
広告と言えば、まず費用がかかります。
大企業ともなると、テレビCMでもインターネット広告でも同様に費用をかけ、商品やサービスの宣伝を行っておりますが、中小企業にとっては到底出来ない宣伝方法です。
ちなみにネット広告ですが、Yahoo!JAPANのホームページ(ポータルサイト)の広告費用ですが、『Yahoo! JAPAN ブランドパネル トリプルサイズ』は1週間で850万円だそうです。(平成26年4月22日現在)→http://advertising.yahoo.co.jp/ad/display/
その他、検索画面での上位表示広告やブロガーによるアフィリエイトやアドセンスの企業宣伝を行うというケースもありますが、クリックされるごとに費用が膨らんでいきます。
実際に、商品が売れたり、来店に結びついたり、問合わせにつながったりという効果が得られ、費用対効果が健全なものであれば良いのですが、取り合えず『クリック』というケースもありますし、いたずらにクリックされただけですと全くの無駄な投資となってしまうのです。
それでもアクセスがあったと喜ぶべきなのでしょうか?
2、ブログは広告宣伝出来るWebツール
ブロガーは、あらゆる知識をうまく表現し、読者を増やしている方もいらっしゃれば、やってはみたものの長続きせずに終わってしまう方(ほとんどがこちら)もいます。
ブロガーはブログを軸にTwitterやFacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で拡散をし、より読者を稼ぐ作戦が主流ですが、同様な事を企業が行うことが出来れば、宣伝費用は浮いてくるわけです。
ブログとは
日記のように綴ることで、いつでもどこでも更新・公開が可能なインターネット記録(Web+Log=Blog)の総称です。
ページ更新のし易さと、文字入力が出来ればすぐに始められる手軽さがあり、ページ(コンテンツ)はどんどんボリュームを増していきます。
実際に知りたい事を検索エンジンでキーワード入力をしたときにブログに辿りつくケースが多いのは、やはりコンテンツボリュームが多い事があげられます。
検索エンジンは公開から時間をかけずにインデックス(表示)してくれるため、タイムリーな情報が上位に来やすくもなります。
現在の企業ホームページでは、更新がなかなか出来ず、古いコンテンツのままのものが多く、ターゲットが辿りついてもがっかりされてしまいがちです。
このブログを活用する事により、日々の雑記的なものではなく、企業の情報をターゲットに公開する事で、ターゲットが検索時に辿りつくケースが多くなります。
ブログのデメリット
ブログはページ数が多くなるのがメリットなのですが、ブログの中で迷ってしまう事が多く、ホーム(Topページ)を持たないために、閲覧したターゲットが情報だけを得て帰ってしまうケースも多くなります。
ただの情報提供ブログではなく、『宣伝』として作成を行う必要がありますので、ホームから別のページが解るように作ったり、画像リンクを張って商品(サービス)を宣伝したり、関連の記事への案内をしたりなど工夫をする必要がありますが、無料ブログだとサービス会社の規制に引っかかり、削除されてしまう事もあるようです。
ですから、規制のないブログを運用して、自由にカスタマイズ出来るものが良いですね。
弊社では、CMS(Content Management System)というツールを使う事によってブログ型ホームページを作成致します。
ホームページとブログをリンクするのではなく、ブログをホームページにする事で、自分で記事を更新出来る『活きたホームページ』となります。
ブログのデメリットを自由にカスタマイズすることで、どのページからも集客が可能となり、ホームへ導く事が出来るのです。
3、SNSの活用
Facebookの活用
なんといっても実名登録により、実際のつながりをネット上で活用できるというのが利点です。
公開することも、仲間だけの非公開も可能な事から、自由な投稿やコメントを行う事が出来ますので、気を使わない相手であれば冗談が通じたり、コミュニケーションツールとしてはかなり利用価値があります。
しかし、一方では最近では利用者が減ってきているというのを良く聞きます。
親とネットでつながりたくないとLINEを始める若者がFacebookの登録はしないというケースも多く、またビジネスの為に始めたもののビジネス発信がしづらい状況となり、やっている意味がなくなったというケースや、いいねと思われたい『リア充(リアル生活の充実)』投稿にうんざりさせられたなんて事も情報として多いようです。
友達にシェア(拡散)してもらう
やはり、宣伝は自分でするよりも別ルートからの方が効果も高いですよね。
自分の会社の商品やサービスも、どんどん友達にシェアをしてもらう事で宣伝効果は高くなります。
ですが、そのような利用の仕方が出来る方は一握りの方でしょう。
もともと有名な方であれば、ファンに対してどんどんPRを行い、ファンがすぐさまシェアをしてくれますので、宣伝効果は高くなります。
では、その軸は何で行っているのでしょうか?
やはりブログや公式サイトなどを持っている事と思います。
この軸サイトへと誘導する事により、アクセスが増えるわけですから、検索でも引っかかりやすくなってきます。
自分の会社の記事を軸サイトで作成し、Facebookで『ホームページ更新しました!タイトルは○○○○です。こんな方には是非お薦めです!』というコメントと共に軸サイトのリンクを貼る形で投稿しますと、友達が内容に対し共感したらシェアが増えるかもしれませんね。
Google+(グーグルプラス)の活用
Google検索で、利用したいサービスを提供している店舗を検索していて、Googleページ(plus.google.com)が上位表示されているのをご存知でしょうか?
Google+のサービスでGoogleページを作る事が可能であり、ホームページを持たない店舗では、店舗名(医療機関や飲食店等)で検索すれば、上位に表示されます。(Google検索のみ)
店主(院長)が知らない間に、『ウェブ上のクチコミ』に表示されている業者が代行して作成しているようです。
代行業者は自サイトへのリンクを貼れますので、喜んで代行しているのでしょうが、勝手に作られても困りますよね。
ですが、Google検索ではFacebookページよりも優先して表示されているようですので、かなり利用価値はあると思います。
もちろん、Googleページにて記事を投稿し、宣伝をする事が十分可能ですので、是非ご利用してみてください。
詳しくはご相談を承りますので、こちらよりお問合わせ下さい。