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2014年4月14日

日ごろから相談・受診している医師・医療機関へ期待すること(医療に関する国民意識調査の結果)

医療に関する国民意識調査

中央社会保険医療協議会 総会(第250回) 議事次第『外来医療(その3)について』という資料の中に患者が医者を選ぶ際に、基準にしている意識の調査指標がありましたのでご紹介致します。

  自宅から近く通院が便利 79.8%
  病気や治療についてよく説明してくれる 60.8%
  医師の人柄が良い 55.8%
  医師の診察技術が優れている 45.0%
  あなたの病歴や健康状態などをよく知っている 38.7%
必要なときにいつでも連絡がとれ、適切な指示をしてくれる 35.1%
  健康や疾病予防、医療・介護の相談に気軽に応じてくれる 31.5%
  必要なときに、適切な医師・医療機関等を紹介してくれる 31.1%
深夜や休日などの緊急時にも診てくれる 24.7%
  どんな病気でも診てくれる 22.5%

※(複数回答)
全:全人的かつ継続的な診療
ア:アクセスの良さ
中央社会保険医療協議会 総会(第250回) 議事次第
参考:外来医療(その3)についてより(資料P10)

アクセスの良さ以外については、医師の知識・経験からくる治療への信頼度が尺度になっているのではないでしょうか。

しかし、これは一度行った患者にしかわからない情報ともいえます。

では、新規の患者は、これらの情報をどのように得ようとするのでしょう。

これからは、新患から信頼を得る事が医療経営には欠かせなくなっていますので、医療機関自らが、その情報を発信していかなくてはなりません。

医療機関のホームページには

・『病気や治療についての説明』

・『医師やスタッフの人柄』

・『診察技術』

等をしっかりと記載する事で、新規の患者も来院し易い環境を整えるのではないでしょうか。

また、今回の診療報酬改定において、新たに新設された施設基準等を設けた場合などは、患者にその意思をしっかりと伝え、理解をして頂くためにも、情報として記載する事をお勧め致します。