最適な検索をするための検索サイト(エンジン)選びについて

インターネットでの検索技術が高まるにつれ、私達の生活もかなり変わってまいりました。
インターネット検索は知りたい情報を直ちに拾い上げ閲覧できるというもので、関連したキーワードを入力するだけで調べることが出来ます。
リアルな会話中においても不確かな情報を確認する為にスマホを取り出して検索し正確な情報をその場で得る事も出来ますので、大変便利ですよね。
しかしながら、今や情報過多となっているインターネット検索で正しい情報かどうかというものもは人で判断することが難しくなってきているのも事実です。
ですので検索するにあたって大事な要素をまとめてみたいと思います。
①キーワードを知らないと最適な検索結果とはならない
これは当然のことなのですが、『調べる』事は『知らないことを知る行為』も含みます。
しかし、調べたい内容についての名称や言い回しなどを知らなければ最適な表示となりえません。
情報発信者は専門知識を有していてユーザー(検索者)から高い評価をされていることから上位表示されますが、専門知識には専門用語が多く含まれていたりしますし、間違った解釈のキーワードであればまったく違う検索結果となってしまいます。
時代のスピードが速く、グローバル化も進み、日に日に新しい言語が生み出されていますので、キーワードさえもわからないなんてことも多くあります。
例えば、パソコン関連について調べたいときに『OS or ブラウザ or 検索エンジン』の区別がつかない場合についてはキーワードが限られてしまい、調べようがなかったりします。
OS(オペレーティングシステム)
OSは、システム全体を管理するソフトウェアであり、パソコンでは、『Windows』、『 Macintosh(マック)』、『 Chrome OS』、 『Linux』等があり、iPhone、iPad は『iOS』 、スマホやタブレットは『Android』などになります。
ブラウザ
インターネット上のウェブ ページの情報を画面上に表示するための閲覧ソフトでいろんな種類があり、OS上で利用できるものです。
※freesoft-100.comより画像参照。
(インターネットエクスプローラ)はWindowsに標準搭載されていますので一般的ですが、機能が違うため(詳しくは画像をクリック)上記のものを選択しダウンロードして利用している人も多くいます。
(Safari)はアイフォンの標準ブラウザとしてお馴染みですね。
検索エンジン
日本では検索エンジンはYahoo、Googleの2つが主流であり両方で90%シェア、次がマイクロソフト社のmsn(bing)が5%ほどと言われています。
パソコンやタブレット・モバイルなどの利用するデバイス(機器)が違うことにより、上記のOS・ブラウザが変わってきて、またデバイス購入のルートによって最初に設定されているものが変わったりもあるようです。
ちなみに最近ではiPhoneなどのApple製品ではBing(Microsoft社製)がデフォルト(初期設定)されているようです。
しかし、多くは検索エンジン最大手のGoogleの検索エンジンが使用され、検索することについては『ぐぐる』という言葉や『Google先生』などの呼び方もされていますが、この検索エンジンは検索サイトYahoo!にも技術提供されていたりしますので、情報発信者の多くはGoogle対策をメインで行っているほどです。
検索するためにはボキャブラリーが必要
インターネットに限らず、人と会話するには言葉を知らなければなりません。
いろんなボキャブラリーを持つことにより調べることや会話に参加することが出来るわけですから、日ごろから関心のある話題にアンテナを張って言葉に慣れておくことが必要となります。
また、パソコンでは読んでいてわからない単語があれば文字をドラッグ(クリック押しながらズラす)し、右クリックで検索できる機能(下図)があったりしますので、そこから上手く調べていくことも可能ともなるので便利です。
②各検索サイトの特徴
検索エンジンの違いにより、検索結果が変わってきます。
検索エンジンの最大の目的はユーザー(検索者)への広告表示による広告宣伝活動ですので、検索者が入力したキーワードに対して広告を表示させますが、検索エンジンはユーザーの囲い込みをする事で広告収益が上がる為、熾烈なシェア争いを行っている背景もあり、各検索エンジンで違いが発生します。
例えば『ワンピース』というキーワードを入力します。
アニメ・衣類の両方で使われる言葉ですが、どのようになるのでしょうか?
Yahooの場合(検索結果4,530万件)
・検索結果が多い
・洋服の広告表示があるも検索結果にそれほど影響は無い範囲での表示
Googleの場合(検索結果4,550万件)
・検索結果が最大
・他のキーワードを提案している(よく検索されているキーワードを参考表示)
・広告はサイドバーのみ表示
Bing(MSN)の場合(検索結果1,310万件)
・検索結果がGoogle,Yahooの30%ほどしかない。
・検索結果よりも広告ばかりが目立つ。
・広告と検索結果との違いがわかりにくい。
BIGLOBEの場合(検索結果1,430万件)
・検索結果がGoogle,Yahooの1/3ほど。
・検索結果よりも広告が多い印象
gooの場合(検索結果??)
・検索結果の表示が無い
・広告が多い
楽天の場合(検索結果1,430万件)
・楽天で検索をするとポイント山分けが出来るらしい。
・検索結果がGoogle,Yahooの1/3ほど。
・楽天市場関連商品のワンピースが画像・金額付きで表示され売る気満々である。
docomo(スマホ)の場合(検索結果1,430万件)
・スマホでは広告表示が限られるも作品情報欄は提携動画へ誘導している?
《以上参考まで表示》
※上記検索結果はパーソナライズが反映されないシークレットモードにて検索しています。
③検索パーソナライズを知る
各検索サイトで検索結果を見ると、Googleの検索エンジンが利用されているのがわかりますが、検索件数はGoogleとYahooが圧倒的な量となります。
Googleの検索エンジンは、圧倒的な情報量から最適な表示をしなければユーザーを囲い込みするのは困難である為にユーザーの趣味嗜好を反映させ、より良い結果の表示をさせる努力をしています。
これは誰でも検索結果が同じではなく、人により違う結果となるためです。
一度もワンピースというキーワードで洋服を検索していなければ当然ユーザー関連がないということで広告表示も無かったりします。
検索エンジンが最適な表示をする為には、ユーザーの今までの検索履歴や閲覧履歴、入力した文字などの情報により絞込みを掛けたり、提案参考表示をしてくれたりいますので、大変便利になってきます。
しかし、その趣味嗜好を個人情報の提供であると考える人もいますが、検索を便利にする上では必要だと思うことも出来るのではないでしょうか。
④まとめ
総務省の26年度の発表では、インターネット利用率は82.8%にもなっていますが、検索よりもソーシャルメディアを利用する方が多くなってきているとも言われています。
ソーシャルメディアは人伝による情報を得ることであり、信頼のおける人物からの情報であれば信憑性も高いと考えられますが、未成年者ではその分別も付かずに全てを鵜呑みにしたりしますので、ある程度の教養や知識が必要なものだと思います。
しかし、検索結果については評価の高い確かな情報が並んでいる為、知識をつける上ではかなり活用できるものです。
この記事がどのような検索キーワードによって表示されるのかは定かではありませんが、何かのお役に立てれば幸いです。