医療者たちのアイデアピッチin福岡に参加しました。

昨日は一般社団法人Medical Studio主催の医療を変える、社会を変える:医療者たちのアイデアピッチin福岡に参加いたしました。
Medical Studioジェネラリスト・スクールのコミュニティ・ヘルスケア・リーダーシップ学科を受講された13名の方が登壇しプレゼンする場であり、弊社も初めて参加致しました。
登壇者がそれぞれ熱い想いでプレゼンを行い、フロアからブラッシュアップを目的とした質問も積極的に行われた会場は活気に溢れ、大変刺激を受けた一日となりました。
以下Twitterによる実況を時系列にまとめ、感想を記載しレポート化致しました。
医療を変える、社会を変える:医療者たちのアイデアピッチ in 福岡、スタートしました。福岡市スタートアップカフェにて。立ち見が多くなり、大変申し訳ありません。。。#chlbyms
— 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
①減酒キャンペーン(医師)
1人目の発表がスタート。 【福田さん】減酒支援で長寿復活を目指す沖縄のプロジェクト。国保検診と連動して減酒支援を導入。集団指導や特定保健指導やるも、参加者が少ない。保健指導での減酒支援の参加率をあげるためにどうしたらいいか模索中。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)参加率を上げるためにかえってワイン会でもやってみてはどうか(逆転の発想)。2)禁酒・断酒に成功した人が伝導師になってもらってはどうか。3)ある種の強制力やペナルティでもないと難しいかもしれない。4)アルコールメーカーや居酒屋さんと連携する?#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】5)職域で減酒を勧めるようなある種の強制力が必要かもしれない。6)夜の飲み屋街に出歩いて、あちこちで減酒をつぶやいていってはどうか。7)アプリ等でプッシュ機能を使って減酒管理してはどうか。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
酒税による税収よりもアルコールに起因する問題に対する支出のほうが高いという見解から減酒指導を行う環境つくりを提案。お酒好きな男性にどのように保健指導の機会を作るかというのは、ターゲットこそ来ないというパターンになりやすいという懸念がある中で、ワイン会などの開催という逆転の発想は面白いですよね。
②業務改善プロジェクト(医師)
2人目のプレゼンター登場。【坂井さん】病院総合医が関わる診療業務改善ワークショップの発表。医師を含む病院スタッフだけではなく、多彩なスキルや視点を持つ、他の業界や地域住民の方々に参加を募って議論を深めたい。地域の方にも参加していただきたい。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)病院の内部が見える化されることは重要なので、住民の方も巻き込んむことを期待したい。2)医師としての坂井さんがGood Ideaを出し続けると動きを作れるかもしれない。院内のキーパーソンを意識しながら進める必要があるのかも。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】3)グループとして業務改善のノウハウはないのか。4)仕事の業務工程をしっかり分析して、病院全体の組織的な活動にしていかないと難しいかもしれない。5)福岡県内に医療者と生活者が対話することを13年続けている病院がある。対立からファンになる機会。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
常に進化し続ける医療現場において、進化に合わせてシステムをも作り上げないといけないということだけでもスピードが求められる背景もあり、ゴールが見えないものなのかもしれませんね。 病院内では、医師のシフトを決めるだけでも大変であり、やはりどなたかが代わりとなってやっていく人を決める必要があるのかもしれませんが、医師ではないと気を使う部分もあるため難しい現状のようです。
③井戸端会議プロジェクト(医師)
3人目の発表開始。【林さん】山口のクリニックで「地域で最後まで元気で居続け、若い世代に“迷惑かけない”ための支援」を目指し活動中。リハ、End of Life Care、井戸端会議の「井戸」になる取り組みを展開。地域の方からの助言をもらえるようにしたい。#chlbyms
— 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)”寝たきりにも、認知症になってもいい社会”を構想し、そのために地域の力で助け合う、共存しあうのも重要ではないか。2)○○の○○さんとつながるといいと思います(個人名でつなぎの提案)。「つくるより、のっかる。」地域にある場に乗っかるのも手か。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問-続き】3)医療界の大きな問題を解決するために、ITを含めた他業界との連携が鍵になってくるのではないか。4)有床診が少なくなっている中で、ぜひ続けて欲しい。応援したい。○○の○○も紹介できる(個人名)。5)予防は「働く」こと。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
医師の立場として、老後も元気に過ごせる健康維持の方向性の中、ソーシャルワーカーの方から寝たきり・認知症の肯定できる地域としての意見が上がったのは興味深かったですね。 それぞれの立場で患者さんと触れる機会から考え方も変わってくるということであり、医療者だけではなく、他業界や地域との連携があるとさらなる気付きが発生するのかもしれません。
④子どもホスピスプロジェクト(看護師)
4人目のプレゼンスタート。【濱田さん】地域と創る“子どもホスピスプロジェクト。子どもに重い病気や障がいがあっても“ゆたかに生ききる”を支える活動。課題は、土地等の確保、維持・継続できる仕組みの構築、サポーターをつなぎ育成すること、資金調達など。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)国内に類似した施設はあるのか。既存の施設を活用することはできないのか。2)たとえば高齢者施設など、別の地域資源と連動することはできるか。3)全年代にとってホスピスは必要なもの。全国的に連携して何か訴えてみてはどうか。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
出産における医療技術の発展があるという反面、救えた命も障害や病気を持ったまま生まれてくる子どもがいるという背景があり、その患者・家族を支えるプロジェクトとして壮大なテーマだと思いました。
⑤ほっとカフェプロジェクト(MSW)
休憩が明けて5人目の発表がスタート。【内田さん】ホットな仲間とHotな話題でほっとひと息「ほっとカフェ」。キーワードは「つながり」と「死生観」。「つながるひと・つながるいのち」について語り合う場をつくりたい。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)年齢層など対象者を絞っているか。どのような場所で始めるのか。「カフェ」で継続的に収益をあげる仕組みが必要ではないか。2)求めているファシリテーターは異業種がいいのではないか。ラーニングサポーターなどもいいのではないか。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問ー続き】3)院内での多職種での議論をしたうえで、地域に開くのも一手ではないか。職場でしてみてはどうか。4)「死」の切り口から入ると、関わる人が限られるかもしれない。別の入口を用意しては?5)とりあえずやってみると人が集まるのではないか。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
余命を知ったうえで生き方を考える「死生観」をもった患者を支えるプロジェクトで医療ソーシャルワーカーの方ならではの経済的・心理的・社会的な悩み等の問題解決方法の一つとしての地域でのつながりをつくるホットな場所の提供を模索中。フロアからもどのように作っていくかという具体性に言及もありました。
⑥院内連携プロジェクト(OT)
6人目の発表スタート。【水本さん】「のんびり身の丈医療へ」とする院内の多職種連携プロジェクト。1.部内強化・情報伝達強化、2.患者様像の把握、3.より良いチーム医療を目指してコメディカルから訴求へ。がんばるぞ!#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)スタッフから医師への苦手意識について。医師は問題がないと思っている場合もあり、スタッフからどんどん言ってもらったらいい。2)目安箱のように匿名で言える方法があってもいいのではないか。3)寸劇でなごやかに勉強会すると客観視できるかも。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問-続き】4)私の病院でロールプレイをやっている。一度見に来てみてはどうか。問題は医師よりコメディカルの場合もある。5)カンファレンスに短時間に強制的に参加できる仕組みを考えてみてはどうか。6)”お弁当の法則”。信頼される医師は一緒に昼食を食べる。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
医療現場でのゴールの統一を目指す上で意思疎通が難しい現状を知ることが出来ました。フロアからも同様なケースとしての取り組みを意見が聞くことが出来ました。
⑦くまもとジェネラル(医師)
7人目プレゼンスタート。【中園さん】熊本の開業医による、医療と住民をつなぐ、ALL熊本による医療のケースカンファレンス「くまもとジェネラル」。医療者からでは全体を見ることは難しい。現場にいる人、住民とみんなで議論して検証するための力を養うケーススタディ。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)地域包括ケアのコア部分を示している。福岡では医療といっけん関係ない人を呼んで終活プロジェクトをやっている。2)2, 3回やると場が整ってくる。3)いっそのことHangout配信を使ってTVっぽく出していけることできるかも。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問-続き】4)住民教育になる可能性を感じた。5)TV番組「ビューティーコロシアム」的に、医療を受ける人がどんな医療を受けたいか希望を言って、プロがよってたかってサポートプランを作ってみるとか?#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
ケーススタディも医療従事者だけでは議題を上げる事も難しく、実際に問題を抱えている患者・家族との意見交流の場を作る事を目指しているとの事から、ハングアウトオンエア(公開型ビデオ通話サービス)を利用して最大10名まで参加・さらには視聴者からコメントが出来るサービスを利用する方法を参考として私も発言いたしました。
⑧認知症や孤独患者の医療支援(MSW)
8人目のプレゼン開始。【濱村さん】判断能力が低下した時にどのような支援ができるのか。特に「身寄りのない」患者の医療同意権をどうしたらよいか。医療倫理の研修会を専門職向けに開催。今後も継続していく計画。宮崎市版エンディングノート等も活用。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)医師・看護師が「身寄りがない」と決めつける傾向がある。地域につながりがないのか、所持品に何かヒントがないのかを探すソーシャルワーカーにつないではどうか。2)実際に「身寄りがない」人はどう対応しているのか。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
終末期を見守る取り組みは医療としても限界がある中で、地域や家族をフォローすることは可能かもしれないが、身寄りのない患者をどのようにしていくのかというテーマは、今後さらに増加されるであろう問題なのかもしれませんね。
⑨医療情報を患者に渡す(医師)
9人目のプレゼンスタート。【今長谷さん】佐賀の救急医から「医療は誰のものか?」の問いかけ。患者の手に医療をとりもどすために、患者自身が自分のカルテを持ち歩く。患者の医療情報をオープンに。他の医療者も閲覧可能にしていく。現行佐賀Mircaを発展させたい。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)医療情報をどう使うかを生活者が理解するためのアプローチも必要ではないか。2)すべてが電子化されていない、電カルが標準化されていない中で、何年くらいで実現できると考えているか。3)そこまでの情報はいらない、先生判断して、という患者もいる。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
このプレゼンは個人的に一番刺激を受けた内容でした。医療情報を患者に渡すことで、どの医療機関からも継続した治療や別の方法のオプションも発見出来るという点。病歴や薬歴、健康状態、検査結果などなどを患者に渡すことで、効率化されるという視点で、医療クラウドを実現させたいという現場の医師の声を聞けたことはとても嬉しく思いました。 個人的に登壇者とお話して、医師不足と言われる現状においては無駄を省き、医師にしかできない事をさらに抽出することにより業務も緩和され医療発展にもつながるというお話に感銘を受けました。 また、別の開業医の先生ともお話し、実際には大病院で検査を受けた後、受診に訪れた患者に検査結果を尋ねたら「パソコンの中にあると思っていたので持ってきていない」と言われたことがあるというご経験なども伺え、医療データのオープン化が患者にも便利であるという実例も聞けたのも良かったです。 医療データをオープン化するためには、個人情報漏洩のセキュリティもありますが、データの吐き出し方を統一又はCSVやPDFなど共有しやすい形にしないといけないため、各システムメーカーへの協力も必要となってきますので、慎重に行っていかなくてはならないでしょうね。 ただ、今後はマイナンバー制度により、患者IDを医療機関で分けて管理する必要もなくなり、保険や氏名の変更に左右する事なく、患者のデータが一連管理出来る可能性も広がったので、早い実現が可能となってくるのかもしれませんね。
⑩地域密着クリニック開業(医師)
10人目の発表スタート。【清井さん】つながるクリニックを目指して開業準備中。他の医療機関とつながる在宅医療、私の健康履歴書」作成と共有、地域とつながるための茶話会、出張教室、待合室での健康教室など。ワーキングママも仲間になってほしい。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)養護教員など地域の専門家を招いて勉強会を開催するのも面白いのではないか。2)失敗して立ち直す経験が人を強くする。がんばって!3)優秀なスタッフに心当たりはあるの?4)私の健康履歴書などの冊子は、医療・福祉系財団の助成金はありかも。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問ー続き】5)ワーキングママに働いてほしいなら、地域のワーキングママに聞いて回ってみると、そこから拡がりができるのではないか。シェアハウスやコ・ワーキングスペースなど、医療以外で地域に人が集まっている場の知恵から学ぶことがあるかも。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
開業される先生方が目指す一つの形だと思いました。やはり、相談しやすい環境づくり、働きやすい環境づくりは大事ですよね。 個人的には、託児所と井戸端会議ができるカフェなどを併設するなどがあると環境づくりには良さそうだと思いました。
⑪地域・現場の医療環境の改善(医師)
11人目のプレゼンスタート。あと2人!【三浦さん】医療の質を変える文化をつくる研修医のカイゼン活動の報告。組織に貢献するカイゼン、継続的に活動するための戦略、そしてカイゼンのサポートづくり、教育カリキュラムづくりに目下取り組む。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
【フロアからの質問】1)自分たちが地域を変える、地域を守るのだ!のような目的を共有することでモチベーションをあげられるのではないか。2)”カイゼン”をどう院内に持ち込むか、を研究・実践しているので、情報交換をしましょう。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
最後まで立ち見が続いて申し訳ありませんでした。「医療を変える、社会を変える:医療者のためのアイデアピッチ in 福岡」は、用意していたプログラム80部も早々になくなりました。満員でご迷惑、ご不便をおかけしました。。。#chlbyms pic.twitter.com/ewSiUIzBOP — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
現場を知る医師の方々からも同様に改善を求めている様子が見て取れました。やはり医療の進化に伴い、研修医も現役医師もスタッフもさらなる院内改善対策を求めていることがわかります。 限られた時間で新しい取り組みを行う際には、やはり無駄を無くす事が条件となりますので、導線設計を見直すことも必要になってくるのかもしれません。
⑫保険外での取り組みとの連携プロジェクト(管理栄養士)
12人目のプレゼンスタート。【山本さん】「インフォーマルサービスの創生」として保険制度だけに頼らない地域づくりに取り組むプロジェクト。医療機関と民間が連携し、コーディネーターのもと住民参加でつながりを作っていきたい。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
※11人目⇒12人目
【フロアからの質問】1)インフォーマルな部分は、独自に財源を確保しなければ継続しないのではないか。2)インフォーマルで提供するものは、制度から外れる方々への支援を想定しているのか。3)産学官連携事業等と絡んでみてはどうか。4)NPO等とタイアップしてはどうか。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
医療という分野は民間は参入しづらい背景があり、また独自での収益化を作る仕組みも難しい現状であるというのをわかったうえで情熱をもってプレゼンしていたのが印象的でした。 医療を最適化するためには、より高度な仕組みを構築していかねばならない事は国や自治体も望んでいることであるため、官民一体となった形が理想のような気がします。 医療従事者にしか出来ないことと、データベースを構築してIT化させて民間に委ねるという事は出来るのではと弊社も一役担えるようになりたいと思っています。
⑬セルフケア寺子屋(薬剤師)
最後!13人目のプレゼン。【伊藤さん】お寺の薬剤師さんから”お寺でセルフケア”。死生観を気軽に話し合う、医療者とフラットに話合う、お寺で健康を考える。健康考える英字雑誌の翻訳出版も開始。セルフケア寺子屋を展開。家族の健康キーパーソンである女性に寺に来てもらいたい。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
※12人目⇒13人目
【フロアからの質問】1)セルフケアの定義は?2)男性のセルフケアも悪い印象があるか、やはり女性からか?3)身体に触れる専門職と一緒にやると、セルフケアがあがるかもしれない。4)スポーツ愛好家だと男性でもセルフケアに関心が高い。お寺の信用を使えるといい。#chlbyms — 一般社団法人Medical Studio (@medicalstudio) 2015, 3月 8
セルフ・ケア(セルフメディケーション)を推奨するにあたり、お寺で死生観に触れたり、また健康的な生活を提案する情報を提供する場としての寺子屋というプロジェクト。
登壇者が女性というのもあるが、家庭の胃袋を握っている女性をターゲットにしての交流など面白い取り組みだと思いました。
まとめ
13名の専門的なプレゼンを、頭をフル回転して前のめりで聞きましたので、疲弊しました(^^;)
医療という専門分野はどうしても無資格者は入りづらいというところから、このようにオープンな形で行われた発表の場はもっと増やしていければ良いと思います。
今や高齢化社会ではなく超高齢時代になっており、医療費、介護費、年金が圧迫され十分な医療サービスがなされない事が危惧されますが、民間・自治体・地域や家族で出来る事を増やしていく事により補完出来る仕組みが大事だと思います。
今はいろんなWebサービスがあり、働き方も変わってくる可能性がある中で、医療も同じように自宅でケア・フォローが出来る仕組みも可能だと思っています。
弊社なりに医療現場と一緒に考え、取り組んで行きたいと決意を新たにすることが出来ました。