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2015年1月28日

Windows7メインストリームサポート終了とレセコンの買い替えについて

先日の2015 年 1 月 13 日をもってWindows7のメインストリームサポートが終了しました。

去年WindowsXPのサポートが終了して、Windows7もか!!

というニュースのようですが、XP同様今回も5年の延長サポートがありますので、2020年1月14日までは変わらず利用できるというものです。

しかし、5年後には間違いなく今回のXPのように買い替えを余儀なくされてしまうものとなりますので、今から買い替えを検討する場合はWin7以外のものにする必要があります。

問題なのが、医療機関、及び薬局のシステムに於いては、ハードが壊れた場合、ソフトの環境OSを選択しなければならないということです。

現在利用しているレセコンや電子カルテ、電子薬歴などのソフトがWindows7で利用されているものであれば、もしハードを入れ替える場合は、同じくWin7にしなければならなくなります。

そうすると、満5年利用せずに終了を迎えてしまうことになる・・・・・というわけではありません。

今回はMicrosoft社がWin7を対象としたWindows10へのアップデートを無償で行うことができると発表しました。

こうなると、Win7の需要が逆に高くなるのかもしれませんね。

しかし、現在ではレセコンメーカーは、OSをWindows8や8.1の環境での新ソフトを提供していますから、ソフト供給を行う側もWin7のバージョンアップ対応を5年後には終える方向となります。

なので5年後には買い替えが発生することは避けられないでしょう。

このタイミングでシステムの買い替えをする場合は、メーカーの意向をしっかり聞く必要がありそうです。

Windows10が発売されれば、Windows10でのソフトを開発することになり、Windows8や8.1でのソフトよりもハイスペックなシステムの可能性は高くなります。

なので、Win7の環境であれば、出来るだけ現在のシステムを長く利用する方が良いのかもしれません。

ハードトラブルに見舞われて買い替えを迫られてもハードだけを買い換えたり、修理したりすることで凌いだほうが得策なのではないでしょうか。

Windows10がどのようなパフォーマンスとなるのかというのは市場的にかなり期待されているものなので、買い替えはWindows10の様子を伺いながら検討したほうが良いと思います。