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2014年7月6日

Webマーケティングの例その1:新しい市場を開拓したいときは、まず記事投稿をしてみる!

一昨日、顧客ニーズの重要度を1/4インチのドリルのマーケティング理論とホームページという記事で書きましたが、ホームページで顧客ニーズを拾う1例として『新しい市場を開拓したいときは、まず記事を投稿してみる』という事を行った上での実例をご紹介致します。

つい先日、弊社の介護事業部において、リサイクルがメインではありますが、新商品の案内ページを作成しました。

業界的に介護ベッドのマットレスの除菌対策があまり行われていないのではないか?という事から新商品を作ったメーカーが弊社で是非取り扱って欲しいという申し出を頂きましたので、早速商品のネーミングを決め画像を作成し、記事に致しました。⇒記事はこちら

メインの訴求記事として記載した内容は、

『病院や介護施設では、ベッドとマットレスは常備されていますが、長く使っていても、カバーを替えるだけで、マットレスの除菌対策はあまりされていないのでは・・・・という発想から産まれたマットレスCareClean(ケアクリーン)です。』

というものです。

このセールスコピーは製造者の市場に送り出した意図をそのまま記載したものですが、記事にした結果どのようなキーワード(顧客ニーズ)を拾えるのかというものを検証しようと思いました。

そして、記事がインデックスされるやいなや、GoogleAnalytics(アクセスログ解析)を見ますと、『病院 ベッド 硬さ対策』というキーワードが検出されていました。

keyword1

これは、『硬さ』について少し記述していたのですが、さらにもっと『硬さ』に言及した記事を書いてみよう!となります。(後々記事を追加していきたいと思います。)

このキーワードでの検索表示については、いろんな作用があるのですが、弊社のホームページには介護事業部の中古のベッドの記事を作成し続け、『病院ベッド』というキーワードにもともと強かった事とニッチ(すき間産業的)な市場であった事が大きかったのだと考えられます。

これは、まったく違う分野のホームページで同様の記事を記載したとしても、検索結果は同じにならないという事です。

例えば、誰かから相談事をされた時に、『自分は良く分からないが、その事は○○が詳しいから聞いてみよう』というような事は良くあると思います。

検索エンジンも同様に、入力されたキーワードに対し、その分野に長けたサイトをまず第一に表示させようとしているのです。

そのキーワードがビッグキーワード(競合の多いキーワード)であればあるほど、その中で一番長けた情報サイトを表示致しますし、隙間産業的(ニッチ)なキーワードの方が結果が早くなります。

この事を踏まえる事で、自社のホームページを検索表示させる為のコンテンツ作成方法が見えてまいります。

当然、誰もが幅広い人に見てもらいたいと願うわけですが、その為には相当な量の情報と読んで満足する表現を踏まえたページが必要となります。

しかし、そうではなく、自社の取り組んでいる分野に特化したターゲットを設定し、そのターゲットに有益な情報を掲載する事が重要なのです。

これは、通常のマーケティングでもSTP(セグメンテーション・ターゲッティング・ポジショニング)と言われ、大事な要素となります。

検索表示される企業ホームページを作成する為には、ある程度のボリュームを持たせないと検索にはヒットしない為に、ページ数が膨大となり、業者に委託した場合は、高額となってしまいます。

しかし、基本的なベースを作成した後で、自身で徐々にページを増やしてホームページという『店舗』を拡大させれば、検索表示も強くなってくるのです。

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ホームページが少ない業界こそ、一人勝ちする可能性を秘めているのかもしれません。

新しい市場を開拓しようとした時に、チラシを作成したり、ガソリンを使って顧客回り(足で稼ぐ)をする事よりも、まずホームページで市場に投げかけてみるという方がかなり効率的になりますので、是非お試しください。