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2014年5月28日

企業・店舗が無料ブログを始める前に知っておく4つのポイント

企業の情報発信の方法としてBlog(ブログ)は良く使われています。

自らが情報を更新出来るという便利さがあり、個人も法人も身近なWebサイトとして利用者を獲得しているサービスですが、運用目的は様々です。

ホームページとは別に運用したり、又はホームページとして利用したりと多くの企業や個人が記事を投稿して情報を共有していますが、企業・店舗は顧客獲得が主な目的だと思われます。

以下は、企業・店舗のブログを無料で始めようと考えている方に知ってほしい内容をまとめます。

1、無料提供を行うサービスのコンセプトは?

サービスを提供している目的としては、利用者を多く持つことによる影響力の拡大と広告収入です。

サービスを利用しようとしたときには、まず、ドメインの登録を行うのですが、下記のようにサービスを提供するドメインの傘下に入る形となります。

主な無料ブログサービス一覧表

サブドメイン形式(ID.ドメイン) サービス名
http://BlogID.blog.fc2.com/ FC2
http://BlogID.seesaa.net/ Seesaa
http://BlogID.at.webry.info/  Biglobe
http://BlogID.cocolog-nifty.com/  nifty
http://BlogID.blogspot.com/  Blogger
http://BlogID.exblog.jp/  excite
http://BlogID.jugem.jp/  jugem
ディレクトリ形式(ドメイン/ID) サービス名
http://d.hatena.ne.jp/BlogID/  Hatena
http://blog.livedoor.jp/BlogID/  livedoor
http://yaplog.jp/BlogID/  yaplog
http://ameblo.jp/BlogID/  ameba
http://blog.goo.ne.jp/BlogID/  goo
http://plaza.rakuten.co.jp/BlogID/  rakuten
http://blogs.yahoo.co.jp/BlogID/  yahoo

利用者が多くなれば、記事はどんどん蓄積されますので、各メインドメインには、閲覧者が増え評価を獲得していきます。

ドメインとしての評価が上がりますと、検索には有利になってまいりますので、コンテンツボリューム(検索閲覧ページ)とアクセス数を稼ぐ事が出来ます。

アクセスが増えると当然影響力を持ったサイト(※メインドメイン)となりますので、広告収入は得やすくなるという戦略なのです。

2、書いた記事は誰のもの?

無料ブログの利用者が投稿した記事(画像・アイデア・文章)は利用者に著作権があるというのが前提ではありますが、中には著作権は無料ブログサービスに帰属するものもあります。

共通点では、利用者が掲載したデータはサービス提供者(メインドメイン)が無期限かつ無償で使えるというものです。

これは、利用者が書いた記事に対してサービス提供者が広告を載せるという事を意味します。

また、最初に書いた記事については、検索エンジンからメインドメインが著作者と判断されますので、別のブログに同じ記事を書いた場合などは、メインドメインの記事が優先されてしまい、別ブログの記事は効果は無いものとなります。

これは、かなり『痛い!』と後悔してしまうことにもなりかねません。

投稿した記事がかなりの影響力をもつ優良なコンテンツであればあるほど財産を提供したようなもので、いざ自社のホームページを作ろうと思った時に、そのコンテンツを再利用しても『コピーコンテンツ』という評価になってしまうからです。

また、利用者の意図しない広告掲載については、個人的なブログや、もともとアフィリエイトサイト(広告収入を目的としたサイト)であれば問題はないのでしょうが、本来宣伝したい商品やサービスの事を綴った記事については、他社の広告を載せるというアンバランスなページとなってしまいます。

こんな感じでしょうか・・・

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もちろん人柄情報を発信し、店舗に招くというブログスタイルであれば気にしなくても良いのかもしれませんが。

3、アクセス解析(ブログ評価の分析)の信憑性

趣味ではなく営業活動としてブログをされているのであれば、その効果を分析する必要があると思います。

アクセス数や訪問数、キーワードなどを解析するサービスは無料ブログサービス内にありますが、どれくらいの信憑性なのでしょうか。

ブログ投稿者はやはり書いた記事への反応に敏感となります。

コメントなど直接の反応に一喜一憂する事もありますが、アクセスが伸びるとテンションが上がり、投稿に対する意欲が掻き立てられます。

無料ブログサービスは、これを上手く利用して、アクセス数を水増しし、記事を投稿させるようにしているというケースもあるようです。

アクセス数が多いという評価なのに、実際に検索しても表示されていないという事があればそのケースのようです。

検索で表示される為にはあらゆる作用(SEO)が働きますが、ペナルティが発生しない限り、上位になったり下位になったりとあまりぶれることはありません。

GoogleやYahooの検索サービスでキーワードを入力して上位に来たならば、実際にはどれくらいのアクセスなのかを調べる必要がありますが、GoogleAnalyticsを埋め込む事が出来なければ、本来のアクセスを知る事は出来ないでしょう。

4、CMS(コンテンツマネージメントシステム)の存在を知る

当サイトが常にお伝えしている事ですが、上記の内容を踏まえて自社のドメイン・サーバーにブログシステムを構築するCMSが主流となりつつあります。

ホームページについてもこのCMSを利用する事で、簡単にネット上で記事を更新出来るというものです。

無料ブログを利用してもサイトデザインをアレンジするには限界がありますが、CMSでは自由に構築出来ます。

当然、他者の広告掲載などもないので、自社だけのオリジナルホームページが可能となります。

企業情報・顧客サービス・採用情報・休業の知らせ・新商品やサービスの公開・プレゼンテーション・コンタクト(問い合わせ)などが自由にカスタマイズ出来ます。

サーバー・ドメインの費用や、メンテナンスの知識、カスタマイズやSEO対策などの技術的な要素は必要ですが、書けば書くほど記事は蓄積されドメインが育ってきますし、記事が自分で更新できる為、普通のホームページよりも運用費用は安価で行えます。

また、様々なプログラムを使用する事により、より機能的なホームページが可能となります。

記事公開と共にメール転送サービスや限定SNSサイト的な社内ツールの構築など、今まで高額なシステムとなっていたものが利用しやすくもなります。

※詳しくはお問合わせ下さい

以上の事を踏まえた上で、企業・店舗の無料ブログをご検討下さい。