クラウドの利用について

スマホの普及により、いつでもインターネットが出来る環境から、クラウドと呼ばれるサービスが充実しております。
パソコンでもスマホでも同じ情報を共有したいというニーズに応えるサービスです。
今までは、パソコンの内部だけにしまっていたデータというものは、外部媒体(CDやDVD・USBメモリー・外付けハードディスク等)にコピーをして、別の環境でもデータを共有するというものでした。
しかし、クラウド(雲)といわれるサービスを提供するサーバーにデータを入れることで、インターネットを利用して、いつでもどこでもそのサーバーにアクセスすることで情報が共有出来るようになりました。
iPhoneでもスマホでもタブレット端末でも、会社のノートパソコンでも、自宅のデスクトップでも全てのインターネットから共有が出来るのです。
もちろんアクセスするにはIDとパスワードが必要となりますので、ご自身で管理して頂く事ができれば、セキュリティーも安全です。
いろんな形態の無料クラウドサービスがありますが、お勧めのものを何点かご紹介致します。
①facebook(フェイスブック)
まず、facebookもクラウドの一つです。
どの端末でも書込み・閲覧が可能であり、アカウント(ID・パスワード)にて管理しています。
こちらは、公開したくない情報(秘密のグループ)という機能があり、限定されたユーザーのみ情報の共有が可能です。
例えば、会社内でスタッフをユーザー登録しておきますと、タスクが発生した時に『○○様でトラブル発生』というような記事を投稿したとします。
すると、登録されているスタッフには投稿された記事を確認する事が出来、尚且つスタッフがその投稿に対して『私が対応します』というようなコメントを入れます。
そして結果を記入する事により、全てのスタッフに共有することが出来ますので、グループウエアみたいな利用が可能となります。
②EVERNOTE(エバーノート)
これは知る人ぞ知る最強ツールです。
第2の脳と言われ、全ての情報を管理出来るすぐれもの。
こちらの無料サービスでは、毎月60MBまでとの限定(画像などは重いので別のものに保存がオススメ)ではありますが、十分利用出来ます。
これは、あくまでも、自分専用の非公開のものです。しかし同じアカウントであれば、すべてのものが共有出来ます。
日々の日記・日報・メモ(音声入力あり)・気になった記事・アイデア蓄積などを自由に綴り、後でキーワード検索をすればすぐに読み返す事が可能となるのです。
パソコンでエクセルファイルやワードに保存していても、タイトルを忘れてしまい何処にしまったかが分からず、記憶から消去されているような事はありませんか?
こちらは、タイトルだけでなく、記事の全てのキーワードが検索対象となりますので、記憶から消去することはありません。
例えば、①Facebookで秘密のグループでスタッフ内でやり取りを行ったあと、記録として残したいという場合についは、このEVERNOTEが便利です。
facebookの画面で記録したい場所をドラッグして選びコピーします。
そして、EVERNOTEの新規ページに『○月○日記録』というタイトルをつけて、ペースト(貼りつけ)をします。
そうすると、facebookでやり取りをした流れ(タスク発生~結果)が記録として残せるわけです。
このようにしておくと、後日別の件でヒントが欲しい時に『キーワード』を入力し検索しますと、そのキーワードが書かれてある全てのページが候補としてずらっと上がってくる仕組みです。
若手社員の手ほどき等でも利用出来るように、業務として必要なノウハウなどは記録しておくとさらに便利でしょう。
③DropBox(ドロップボックス)
こちらを利用されている企業は多いようですが、魅力は何と言っても5GBの大容量のサービス。
EVERNOTEは毎月60MBなので、画像やPDFファイルなどはオススメ出来ませんが、容量の大きなものを保存するのに大変便利なものが、このDropBoxです。
使用はいたってシンプルで、ご自身のパソコンにデータを名前を付けて保存するような感覚で、どこからでもそのデータを取り出せます。
こちらは、いろんなユーザー(アカウント)と共有することで、5GBの上限がどんどん増えていきます。
会社と各スタッフがそれぞれアカウントを持ち、共有フォルダを作ればかなりの量を保存出来るわけです。
もちろんスタッフは共有したいものは、共有フォルダに入れて、個人的な保存であれば、共有以外の場所に保存すればプライバシーも守れます。
④Google Chrome(グーグルクローム)
さて、①~③まで記載致しましたが、使い分けが面倒で大変そう・・・・という方のために最後のご紹介です。
Google Chromeというのは、ブラウザと言われるものです。
ブラウザというのは、日本で以前からよく利用されているのがInternet Explorerですが、最近では使用されているブラウザのシェアも変化しているようです。
私は個人的にGoogle検索エンジンと仲良くなりたい・・・という理由もありますがGoogle Chromeをオススメ致します。
こちらをダウンロードしますと、上記のサービスが下記のようにアプリとして使用し易くなるのです。
この辺は、講座を計画致しておりますので、おって公開させて頂きます。