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2014年5月12日

営業力のあるホームページの作成要件

ホームページに期待しているものとしては、やはり『集客』というものは外せません。

中には、ホームページ(Webパンフレット)だけはないと・・・・という消極的なものもありますが、多くは営業力のあるホームページが理想とされています。

そのため、キーワードに対し広告費を投入して成果をあげようとする考え方もありますが、以前よりも効果はかなり薄れているのではないでしょうか。

YahooでもGoogleでも、そもそも『情報検索サービス』を追求している中で、本当に検索者が探している記事を見つける為には、広告と検索表示を分けて表示させる必要があります。

『広告』と表示せずに、検索表示1位と勘違いされてしまうような仕組みだと、『本当に知りたい記事とは違う』と閲覧者が思ってしまい、情報検索サービス自体が成り立たたず、利用者が減ってしまう懸念があるからです。

ですから、あるキーワードで検索をしたときには画面上位に『広告』とわかるようにして、その後本当の検索1位コンテンツを表示しています。

こうなりますと、録画した番組のCMを飛ばすように、インターネット検索でも広告をクリックする事はあまりされなくなってしまいます。

仮にクリックされても、同業者(広告費を満額使用させる目的)か、広告業者(SEO対策と称して斡旋した業者)が大半なのではないでしょうか。

ですから、Web広告も、SNSや人気ブログなどにどんどんシフトチェンジされていて、『人脈情報サービス』を利用した口コミ的な戦略が主流となりつつあります。

Yahoo/Google/Goo/Bing/などのサービスからキーワードを入力する検索は『情報検索サービス』であり、FacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は『人脈情報サービス』であると定義させて頂き、話を進めてまいります。

営業スキルとWEB利用について

顧客を新規獲得するための営業は、企業の売り込みたいサービスや商品を『潜在顧客(ターゲット)』に知ってもらう(認知させる)ことから始まりますが、チラシ・資料・ダイレクトメール・電話アポイントといったものをただやみくもに(必要ない顧客にも)行っていては非効率であり、費用対効果はかなり低くなります。

大事なのは、商品・サービスを『探している人』=潜在顧客に素早くプレゼンテーションを行う事なのです。

この商品・サービスの潜在顧客をいち早く見つけるためには、お客さんが抱えている課題やニーズを適切にキャッチする必要がありますし、商品提案のときにはプレゼンテーション力が不可欠となります。

また、効率的な手法としては、知人や既存客からの人脈紹介による顧客獲得です。

これらをWebで活用し、さらに効率化する事を可能にしなければ、ホームページの意味もないのではないでしょうか。

新規顧客の獲得(情報検索サービス利用)=SEO

潜在顧客に提供するサービスや商品を知ってもらうためには、顧客のニーズにマッチした内容を盛り込むページが必要となります。

お客さんが抱えている課題やニーズを適切にキャッチするためには、該当するキーワードを盛り込んだ記事が必要になるわけです。

『病院用 中古ベッド』や『医療機関 ホームページ作成 福岡』など提供出来るサービスと潜在顧客が入力するであろうキーワードを上手くマッチングさせた時に、ホームページに引っ張ってこれるという図式です。

これらは、マーケティングが必要となりますが、その手助けとしてアクセスログ解析ツールGoogleAnalyticsを利用し、かなりのレベルでユーザーニーズをキャッチする事が可能となります。

また、検索において、上位表示されるためには優良なコンテンツ(記事)を作成する必要もあります。

キーワードを意識しただけのコンテンツでは、読む価値がないと閲覧者はすぐに去ってしまいます。

これでは検索エンジンからの評価を落としてしまい、上位表示されなくなるという悪循環となってしまうので、優良コンテンツ作成には、プレゼンテーション力も必要となってまいります。

お客さんを実際に目の前にした商談をするように記載していく事がもっとも理想形ではありますが、お客さんも千差万別ですので、伝える情報も使い分けなければなりません。

いろんな切り口から納得頂けるような情報ページが必要にもなってまいりますので、ページ数は多い方が良いですし、最新の情報も素早く更新していった方が獲得率も上昇してまいります。

新規顧客の獲得(人脈情報サービス利用)=SNS

人脈紹介による効率的な営業手法として、WebではSNSが利用されています。

友達に『いいね』ボタンを押してもらったり、投稿をシェアしてもらう事により、友達の友達というサークルを超えた多くの閲覧者を獲得します。

これは口コミ効果が期待できますので、特にFacebookは大いに利用したいものですが、Facebookで投稿した記事や画像は、検索には弱いという欠点があります。

ローカルビジネスにおいては、『Facebookページで十分であり、ホームページはいらない』という考え方があるようですが、実際にはFacebookページはホームページとはならないのです。

Facebookページは、投稿コンテンツはアイキャッチ的になってしまう為、検索には非常に弱くなり、投稿記事を増やしてもコンテンツとはならずに、投稿したその時だけの効果しか持たないものとなってしまいます。

ですから、活用の特徴としては『多くの友達がいるという大前提で利用者が多い時間帯に情報を発信する』という事となります。

ホームページを持った上で、Facebookを利用する場合には

1、ホームページの記事を更新

2、Facebookにその記事を紹介する投稿を行う

という順序にする事で、ホームページを人脈的に紹介が出来、尚且つ更新してすぐに初動閲覧が増え、読んでもらった実績から検索結果は上位表示となるという好循環となります。

記事のタイトルのつけ方を考える

最近では、見出しとして『キャッチコピー』をつける方が良いという流れが多いようですが、情報検索サービスにおいては不利に働く事が多いようです。

『○○○の3つの理由』などのキャッチコピータイトルだとSNSでは『読んでみたい』という気にさせますので読者を獲得し易くなりますが、情報検索サービスから考えると、検索するであろうキーワードがそのまま入ったタイトルの方が上位に来やすくなります。

そういう意味では、使い分けをしておいた方が良く、ホームページの記事をキーワードを意識したタイトルにし、SNSや、ホームページの新着記事の紹介にはキャッチコピーを使用するという手間も必要かもしれません。

 

以上、営業的なツールとして如何にWebを活用するかをご案内致しましたが、営業には情熱が必要であるのは言うまでもありません。

その情熱を書きつづる事により、現代では顧客獲得が可能な時代となりました。

SNSやコミュニティーブログなどのツールを活用する前に、情報発信の軸となるホームページを自らの手で更新し、その上でその他のツールを活用する事が無駄のないWeb活用になると思います。

活きたホームページをご検討の際はこちらからお問合わせください。